みなさま、こんにちは

7月13日、本日のお花はホタルブクロです

花言葉に「忠誠を尽くす心」という言葉があります。

忠誠心とは 、嘘のない誠実な心で向き合うことなのですが、
相手はもちろん、自分にも誠実に向き合いたいなと思います

 

では今回も「爆裂」という現象についてご紹介いたします。

 

前回、鉄筋が錆びる原因としてコンクリート自体の劣化があげられる

とお話しましたが、

*前回記事はこちら*

 

そのコンクリートの劣化原因は主に

・水害

・塩害

・コンクリートの中性化

・乾燥

・気温の変化

・地震などの自然災害

などがあげられます。

 

 

水害や塩害は

雨や潮風がクラックなどの隙間から鉄筋部分に浸食して

サビを引き起こすことで劣化していくのですが

特に雨風や潮風の多い沖縄では多くみられます…

 

そして塩害の中で沖縄特有の原因があります。

1972年から82年頃の10年くらいの間

戦後復興の影響で

建物が木造から急激に鉄筋コンクリート造に建て替えられていきました。

急激な変化でコンクリートをつくる際の砂が足りなくなり

塩分除去処理をきちんとせず海砂を使用していた期間があります。

 追加 崩壊

なので、築40~50年の建物では

表に爆裂が見えていなくても中に塩害が起きている可能性があるんです(;´・ω・)

 

 

また、乾燥や気温の変化については

コンクリート内にあった水分が乾燥で蒸発してしまったり

温度が急激に下がるとコンクリート自体が収縮してしまうのですが、

表面温度と内部温度に差があると

収縮している側に引っ張られる力が働いて

亀裂を生んでしまい、水害、塩害などに繋がります。

 

同じく気温の変化で

コンクリート内の水分が凍って膨張したり

溶けて緩んだりを繰り返すことでも亀裂は生まれます。

 

そしてコンクリートの中性化については、

コンクリートは元々アルカリ性で、鉄筋部分の酸化を防いでいるのですが、

時間が経つにつれ、空気中の二酸化炭素と反応して

コンクリート自体が中性化してしまいます。

そうすると鉄筋部分を守ることができなくなり、

サビが生まれ劣化してしまうのです。

 

地震などの自然災害で

建物自体や、地盤が歪んでしまうようなケースは

予想できない突発的なものですが、

 

中性化や気温の変化、乾燥などで生じるものは

どうしても時間とともに起きてしまうことなので、

定期的に点検や基礎の補修をしてもらうことで、

防げるケースが多いです♪

 

小さなクラックに見えても、

内部では腐食が進行していて爆裂に繋がることもあるので、

気になることがあれば、

一度専門家に見てもらうことをオススメします( `д・´)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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