心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

2022年09月


みなさま、こんにちは

9月30日、9月最後の本日のお花はゼフィランサスです

花言葉に「清純で純粋な愛」という言葉があります。
歳を重ねていくと、経験から色々な思考が生まれてきますが、
誰かを愛したい、思いやりたいという気持ちは
平等に清純で純粋なものだと思います



では、今回はクラックの補修工事についてご紹介いたします。

*クラックについてはこちらから*

 

クラック1

まずは、クラックに専用器具をあて

Uの字にカットしていきます!

 

このようにクラックをわざと広げることで

これから入れる補修材が多く入るようにしているんです!


クラック2

Uの字に広げたら、中をしっかり掃除して

プライマー塗装を行います。

 

プライマーは

「最初の」という意味のprimaryからきていて

「最初に塗る塗料」=下地材のことを指します(-`ω-)

 

主に下にある材料とそのあとに塗る材料を密着させる

接着材のような役割になっています♪


クラック3
 

プライマー塗装をしたら

クラックに補修材を入れていきます。

 

今回は広範囲のクラックのため

弾性のあるコーキング材を充填します。

 

範囲が小さい場合は

プライマー塗装の段階で

今回のものより硬いパテ状の「エポキシ樹脂」ボンドを充填して

クラックを埋めるのですが

硬い素材で広い範囲を埋めてしまうと

建物の動きや衝撃で新たにクラックを起こしやすくなってしまうので

今回は弾性があって柔軟なコーキング材を使用しています( ´)

*範囲が小さい場合のクラック補修はこちら*

 


クラック4


そして、コーキング材が乾いたら

最後にカチオン系セメントで表面を整えて補修箇所も目立たなくします。

 

このカチオン系セメント

下地にしっかりと密着するため

補修部分の強化にも繋がるんです!

*カチオン系についてはこちら*

 

このとき既存の壁と補修部分にどうしても段差ができてしまうので

ならすために周囲を水で柔らかくして刷毛引き仕上げをします♪

 

次回はコーキング材自体の補修をご紹介します( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

*沖縄の塗装・リフォームはお任せください!

施工についてのご相談につきましては、

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担当者にてご要望等をお伺いし、今後のスケジュールをお決めいたします。


 

 

みなさま、こんにちは

9月28日、本日のお花はダンギクです

花言葉に「忘れえぬ想い」という言葉があります。
忘れられない気持ちは喜怒哀楽それぞれあると思いますが、

怒りや悲しみは乗り越えられたときに
嬉しいや楽しいに塗り替えられたらいいなと思います


では、本日から共同住宅の塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。


施工前2


早速作業を始めていきます。

足場

まず初めに足場を組みます。

高所など手の届かない箇所での作業のために

足場専門の業者さんがしっかり組んでくださいます(-`ω-)

 

このとき周辺に物が飛び出したり、塗料などが飛散しないよう、

外側をメッシュシートで覆います!


高圧洗浄

高圧洗浄2

足場を組み終わったら

建物全体を高圧洗浄していきます。

 

高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 

こうして建物全体をきれいにした後、補修作業を行っていきます!

 

クラックや爆裂のように、

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

*クラックについてはこちらから*

*爆裂についてはこちらから*

*エフロレッセンスについてはこちらから*


今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

9月27日、本日のお花はコルチカムです

花言葉に「悔いなき青春」という言葉があります。

みなさんは悔いなき青春を送っていますか?
私は少し後悔がありますが、その後悔をバネに今がある気がします。
それも含めて「悔いなき青春」なのかもしれないですね



では、今回は防水工事についてご紹介いたします。

 
IMG_1841

まず、下地の状態が悪い箇所を

カチオンフィラーで固めて整えていきます。

 

また、このとき

水が溜まらないようにするため、下地に勾配をつけます。

(この勾配を「水勾配」と言います♪)

 

平らに見えますが

実は建物にはこうした工夫があるんですね(-`ω-)!!

 

カチオンフィラーが乾いたら

細かい下地の凹凸を研磨していきます。

 
IMG_1882

削りカスなどをしっかり清掃して

下地の形成ができたら全体にプライマーを塗り

下地と中塗り材の密着性を高めます!

*プライマー塗装はこちらから*


 
IMG_0576

次に防水層を形成していくために

中塗り材としてゴム材を塗っていきます。


IMG_1967


丈夫な防水層にするには厚みが必要になってくるので

しっかり2度塗りしていくのですが、

ここにもポイントがあります!!

 

まず、1回目は薄く塗り1日おいて固めます。

 

もし、ここで厚塗りをしてしまった場合、

表面はすぐに乾くのですが、中が乾いていない状態になります。

(特に沖縄は日差しが強いので、表面が乾くのは本当に早いです(゚Д゚;)!!

 

コンクリートは空気や水を吸収したり吐き出したり

表面で呼吸をしているのですが、

ゴム材で表面を塞がれることで、空気を吐き出そうとします。

 

すると、内側のゴム材は乾いていない状態なので、

気泡があがってきて、乾いた硬い表面にぶつかり、

表面がポコっと膨らんでしまうんです…(;´・ω・)

 

この気泡を塞ぐために、

はじめに薄く塗ってコンクリートの呼吸を止めてしまうんですね!!

 

こうして、気泡の原因を抑えたら

2回目でしっかり厚みをつけていきます。

 

また、ゴム材は職人さんがその日の天候を見ながら

その場で調合して施工しています!

 

防水面だけでなく、

天気を見ることも職人さんの腕なんですね ( `д・´)!!

 

厚みを調整すると説明しましたが、

日によって調合を変えているゴム材なので、

ここでもその日の最適な厚みは変わります。

 

決まった分量、厚みではないので

毎回違う環境で、さらに同じ厚みを均等にならすというのは、

職人さんによって仕上がりに差が出る部分なのですが、

 

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

防水工事の仕上がりも自信があります( -`ω-)!!


IMG_2105

そして、ゴム材が乾いたら

最後に紫外線、熱からゴム材を保護する遮熱材を

仕上げ材として塗布していきます。


IMG_2108

仕上げ材は通常1度塗りなのですが、

心塗装では仕上げ材も2度塗りします(-`ω-)

2度塗りで遮熱材にも厚みをつけることで、

防水層であるゴム材に

天敵である紫外線や熱が行きにくくなり

より長く防水機能を保つことができるんです♪

 

小さな工夫かもしれませんが

時間が経ったときに形として現れてきます( *´艸`)



また、部分的に簡易防水を行いました!


IMG_1821

まず、下地に専用のプライマーを塗り

IMG_1864

固まったところに仕上げ材を2回重ね塗りしていきます。

こちらも重ね塗りをすることでより長く防水効果を発揮できます♪

 

 

そして完成がこちらです☆彡


IMG_2112

IMG_2113


屋上は普段あまり目にすることがないので放置しがちですが、

塗り替えを行った後、建物内での体感温度が変わることもあるくらい

定期的なメンテナンスがとても大切になります(-`ω-)!!

 

今回はここまでです。

ついに工事が完成いたしました( *´艸`)

 

次回から新しい工事についてご紹介いたしますので、

ぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

9月25日、本日のお花はペチュニアです

花言葉に「あなたと一緒なら心がやわらぐ」という言葉があります。
昨今、SNSやメッセージなどのやり取りで多くの人を身近に感じやすくなりましたが、
同時に、横にいてくれるほど心が落ち着くことはないな、とも思っています。
デジタル化が進んでも残っているアナログな部分は少し愛おしいです


では、今回は補修工事・塗り替え工事についてご紹介いたします。

 

前回ちらっとお話しましたが、

まず防水塗膜塗装を行わない部分から塗装していきます!

*前回記事はこちらから*


クラック1

まず、ひび割れしている部分の補修です。

中をしっかり掃除してプライマー塗装を行います。

 

プライマーは

「最初の」という意味のprimaryからきていて

「最初に塗る塗料」=下地材のことを指します(-`ω-)

 

主に下にある材料とそのあとに塗る材料を密着させる

接着材のような役割になっています♪

 
クラック2

プライマー塗装をしたら

クラックにコーキング材を充填し補修していきます。

 
クラック3

クラックや爆裂のように、

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になうことがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

*クラックについてはこちらから*

*爆裂についてはこちら*


IMG_1893

次に劣化したコンクリートの凹凸を

セメントで平らに形成していきます。

凹みキズが補強され、見た目も綺麗になります(*^^*)

 

これで下地の調整・補修工事は完成したので、

次に塗装工事をしていきます。

 
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まず全体に微弾性のある下地調整材を塗布していきます。

微弾性のため、旧塗膜の表面にある細かいひび割れの追従してカバーするだけでなく

しっかり密着するため防水性もあり、耐久性を高めることができます(*^^*)


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下地調整材を塗布したら

仕上げ材として水性のセラミックシリコン樹脂塗料を塗っていきます!!

 

この塗料は紫外線、湿気など外壁の劣化要因に対し、優れた抵抗性を示します。

また、特殊な設計により大気中の粉塵や排気ガスだけでなく

長期に渡りかびや藻類などの微生物汚染を防ぎ衛生的な外壁環境を維持することができます。

 

この仕上げ材を重ね塗りしていきます。

重ね塗りすることで、塗膜の効果をより長く持たせることができます( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

9月24日、本日のお花はルドベキアです

花言葉に「公平」という言葉があります。
「平等」よりさらに条件などを設けて全員同じように扱うことを指しますが、

規模が大きくなるほどに、なかなか完全な「公平」は難しいもののように感じます
小人数であれば、話し合いで「公平」を決めていきたいですね


では、本日から個人邸の防水塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。

 
IMG_0527

IMG_0531

今回は屋上防水塗装のみの工事です!

早速作業を始めていきます。


IMG_0542

IMG_0540

まず初めに屋上全体を高圧洗浄していきます。

 

高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 
IMG_0546

こうして屋上全体をきれいにした後、補修作業を行っていきます!

 

先ほど屋上防水塗装のみとお話しましたが、

屋上防水の中には屋上にある塗装部分が含まれます(-`ω-)


IMG_0545

写真で奥に見えている短い柱を

角柱(つのばしら)というのですが

後から増築できるようにと屋上にあえて柱を出しているものを指し

(そのため角出しとも言います♪)

沖縄の築30年以上のRC造平屋に多く見られる造りで

 

この角柱も屋上の一部なので補修していきます!!

 

この角柱

防水塗料を使う範囲ではないということで

今回のように屋上防水工事とする場合は、補修・塗り替えを行わないケースがよくあるのですが、

実はここからの建物への浸水リスクが大きいんです(;゚Д゚)!!

というのも

建物を支えている大枠の柱の上につくられるのですが

この柱の天端(上部)自体はモルタルなどでコンクリートを覆っていることが多く

経年劣化で浮きが生じ

その隙間から内部に雨などの水を溜めこんでしまう事例がよく見られます(;´・ω・)

 

その状態で角柱と接している躯体にクラックがあると…

恐ろしいことに!!

角柱の下にあるのは建物を支えている柱なので、

ダイレクトに柱の鉄筋が錆びてしまう恐れがあるんです(;゚Д゚)!!!

*クラックについてはこちらから*

 

このような理由もあり

まずは角柱など、

屋上の防水塗膜塗装を行わない部分も補修を行います!

 

皆さんも、もし部分塗装を行う場合は

その施工範囲など

しっかりと業者さんとお打ち合わせすることをオススメします(-`ω-)!!

 

ということで、次回補修・塗り替え工事ご紹介しようと思います!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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