心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

2022年11月


みなさま、こんにちは

11月30日、本日のお花はパフィオペディルムです

花言葉に「ユニークな人」という言葉があります。
人を笑顔にできる人は小さいころからの憧れです
何かを陥れる嘲笑ではなくて、その場に花を咲かせる人
言葉だけじゃなく、内から出るユーモア、うらやましいです

 

 

では、今回は防水工事についてご紹介いたします。

 

防水工事は、主に雨水が溜まりやすい屋上などに行います

今回は屋上、庇屋根、ベランダで行っていきます!


防水1


まず初めに下地を研磨し、凹凸をなくします。


防水4


研磨が終わったら削りカスを綺麗に掃除して

カチオンフィーラーで全体を平らに形成していきます!


防水3

 

またこのとき

水が溜まらないようにするため、下地に勾配をつけます。

(この勾配を「水勾配」と言います♪)


防水2


雨の流れる道づくりです!

平らに見えますが

実は建物にはこうした工夫があるんですね(-`ω-)!!


防水5

 

そしてカチオンフィラーが乾いて

下地の形成ができたら全体にプライマーを塗り

下地と中塗り材の密着性を高めます!

*プライマー塗装はこちらから*


防水6


次に防水層を形成していくために

コーナー部分にコーキング材を充填したあとに

中塗り材としてゴム材を塗っていきます。


防水8


丈夫な防水層にするには厚みが必要になってくるので

しっかり2度塗りしていきます!


防水7


このとき、立ち上がり部分に補強布を貼りながら塗っていくことで、

厚みのつきにくい部分にもしっかり厚みがつくようにしています(-`ω-)!!

 

また、2度塗りにもポイントがあります!!

 

1回目は薄く塗り1日おいて固めるのですが、 

もし、ここで厚塗りをしてしまった場合、

表面はすぐに乾くのですが、中が乾いていない状態になります。

(特に沖縄は日差しが強いので、表面が乾くのは本当に早いです(゚Д゚;)!!

 

コンクリートは空気や水を吸収したり吐き出したり

表面で呼吸をしているのですが、

ゴム材で表面を塞がれることで、空気を吐き出そうとします。

 

すると、内側のゴム材は乾いていない状態なので、

気泡があがってきて、乾いた硬い表面にぶつかり、

表面がポコっと膨らんでしまうんです…(;´・ω・)

 

この気泡を塞ぐために、

はじめに薄く塗ってコンクリートの呼吸を止めてしまうんですね!!

 

こうして、気泡の原因を抑えたら

2回目でしっかり厚みをつけていきます。

 

また、ゴム材は職人さんがその日の天候を見ながら

その場で調合して施工しています!

 

防水面だけでなく、

天気を見ることも職人さんの腕なんですね ( `д・´)!!

 

厚みを調整すると説明しましたが、

日によって調合を変えているゴム材なので、

ここでもその日の最適な厚みは変わります。

 

決まった分量、厚みではないので

毎回違う環境で、さらに同じ厚みを均等にならすというのは、

職人さんによって仕上がりに差が出る部分なのですが、

 

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

防水工事の仕上がりも自信があります( -`ω-)!!

防水9


そして、ゴム材が乾いたら

最後に紫外線、熱からゴム材を保護する遮熱材を

仕上げ材として塗布していきます。


防水10


仕上げ材は通常1度塗りなのですが、

心塗装では仕上げ材も2度塗りします(-`ω-)

 

2度塗りで遮熱材にも厚みをつけることで、

防水層であるゴム材に

天敵である紫外線や熱が行きにくくなり

より長く防水機能を保つことができるんです♪

 

小さな工夫かもしれませんが

時間が経ったときに形として現れてきます!

状況などによって

室内での体感温度が数度変わることもあるんです( *´艸`)

 

 

ということで、今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

*沖縄の塗装・リフォームはお任せください!

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みなさま、こんにちは

11月29日、本日のお花はホトトギスです

花言葉に「永遠にあなたのもの」という言葉があります。
一体化するほど相手の気持ちに寄り添えるのは凄いなと思います!!
実際は誰のものでもないですが、一度言ってみたいです

 

 

では、今回は仕上げの塗装についてご紹介いたします。

 

前回までで下地の調整が終わったので

仕上げ塗装を行います( `д・´)

(*前回記事はこちらから*)

 

今回は特殊NADシリコン樹脂を使用します。

*NADシリコン樹脂についてはこちら*

 

今回の塗料の特徴としては

分子の特殊なシールド層で外壁の天敵であるラジカルの発生自体を抑え

*ラジカルについてはこちら*

 

高密度で分子が詰まっている構造の塗膜で

非常に高い耐久性・耐候性だけでなく

耐水性や防カビ・防藻性にも優れた塗料になります(-`ω-)

 

「耐候性」というのは、

紫外線や赤外線・雨など塗膜の天敵となる要因に耐性が強いことを示します。


仕上げ2


このNADシリコン樹脂を全体に塗布していきます!


仕上げ3


塗膜に厚みをつけることで

外壁の塗膜を永く丈夫に保つことができるので、

今回は仕上げ材を2回重ね塗りしていきます!!


仕上げ1


仕上げ材は厚みをつけるために基本的に手塗りで行うのですが、

細かい部分などは初めに吹き付けで塗装して

隙間なく全体を塗装します!

 

また、西日が強く当たって劣化の状況が変わっている箇所など

場所によっては多く重ね塗りしているところもあります

 

吹き付けで隙間なく、手塗りで厚みをつける

同じ箇所でも塗り方などを工夫することで、さらに丈夫な塗膜になるんですね( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

11月27日、本日のお花はルピナスです

花言葉に「多くの仲間」という言葉があります。

みなさんの周りにはたくさんの仲間がいらっしゃいますか?
私は友人は多くないのですが、職場などのコミュニティでは
いつも素敵な人に恵まれているな、というのが自慢です

 

では、今回も引き続き下地調整工事についてご紹介いたします。

 

まず、鉄部の塗装からご紹介します♪


鉄部1


はじめに、表面のサビで腐食してしまっている部分を
専用の機械や研磨紙などでで削り落とします。


鉄部2


削りカスをしっかり掃除した後、

全体に変性エポキシ樹脂系のサビ止め塗料を塗布していきます。

 

こちらは密着性が高いサビ止め材で、

平らな下地をつくることができるので

仕上げ材のツヤを最大限活かすことができるんです!!

 

完成すると見えなくなりますが

鉄部あるところにサビ止め材あり なんです!


鉄部3


また、雨どいや設備を固定するバンド について

腐食が激しい部分は新しいものを取り付けています(-`ω-)


下地1


そのあと外壁塗装をする前に

建物全体にアクリルタイルを吹き付けて凹凸をつくります♪

 

この細かくボコボコした模様は

塗材を玉のように飛ばして作る模様なので「玉吹き」といいます(´・ω・)

 

手間がかかるため

多くは補修箇所など部分的に吹き付けるアクリルタイルですが

 

心塗装では

このように全体に吹き付けることで

仕上げ材の厚い塗膜がつきやすい下地にしています!

 

アクリルタイル自体は

塗膜と違い、固まるととても硬くて丈夫な素材なんですが、

紫外線に弱いという弱点があり、手間もかかるので

補修箇所以外は塗料で仕上げる工法が多いんです…

 

そこで 心塗装では

紫外線に強い塗膜でアクリルタイルを覆い、紫外線から守ることで

紫外線にも強く丈夫な外壁をつくっているんです!

 

このひと工夫が外壁の強度を上げているんですね( *´艸`)

 

下地2

 

そして、アクリルタイルの吹き付けができたら

家全体に弾性性のある下地調整材を塗布します。

 

この塗料は微弾性のため、

旧塗膜の表面にある細かいひび割れの追従してカバーするだけでなく

しっかり密着するため防水性もあり、耐久性を高めることができます(*^^*)

 

この工程で、土台を固めて下地材の密着性を高めます!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

11月26日、本日のお花はカラーです

花言葉に「乙女のしとやかさ」という言葉があります。
女性はいくつになっても乙女だと思いますが、
私自身はおしとやかとは程遠い性格なので、
乙女と言われることなく大きくなってしまいました


 

では、今回はコーキング材の打替え工事についてご紹介いたします。

 

コーキング材は弾性があり防水性も高いので、

建物目地や、サッシと建物のつなぎ目など

外壁の膨張や地震などの衝撃を受けやすい部分に注入することで

防水しながら建物にかかる衝撃を吸収してくれる役割を担っています(´・ω・)

 

主に

窓やドアなどのサッシや換気口などのアルミまわりや

建物の目地などにコーキング材を打ちます。

 

 

ただコーキング材は紫外線が苦手です…

経年劣化で

縮んで隙間が空いてしまったり

弾力が無くなってクラックの原因となってしまいます…

 

コーキング材の寿命は

5年~10年とされているのですが、

紫外線が強い沖縄では、コーキング材の種類によって

2年ほどで劣化してしまうこともあるので、

こちらもあわせて

定期的に専門家などに見てもらうとよいかと思います!

 

ではコーキング材の打ち替えについて

まずは劣化したコーキング材を剥がします。


コーキング1


剥がした部分を綺麗にした後に

下地とコーキング材の密着性を高めるためプライマー塗装をします!

*プライマー塗装はこちらから*


コーキング2


そしてコーキング材を充填し

コーキング3


最後に表面を平らに整えたら完成です♪

 

柔らかいのに頼もしいコーキング材!

よかったら今日

お家やマンションで注目してみてください!

 

外壁との段差ができていたり

隙間が出来てしまっていたり

ひび割れ、断裂などが見られた場合は

そこから建物内部に浸水し、腐食等の原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうことをオススメします(;´・ω・)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

11月25日、本日のお花はネリネです

花言葉に「また会う日を楽しみに」という言葉があります。
会える喜びがあると、どうしても別れが悲しくなりがちですが、
次を楽しみに、悲しい時間が明るくなるのは素敵ですね

 

 

では、今回は補修工事についてご紹介いたします。

 

まず、クラック部分の補修です。

*クラックについてはこちらから*

 

クラック1


はじめに、クラックに専用器具をあて

Uの字にカットしていきます!

 

これから補修するひびを大きくしている…(;゚Д゚)

と思うのですが、

このようにクラックを広げることで

これから入れる補修材が多く入るようにしているんです!


クラック2


Uの字に広げたら、中をしっかり掃除して

プライマー塗装を行います。

 

プライマーは

「最初の」という意味のprimaryからきていて

「最初に塗る塗料」=下地材のことを指します(-`ω-)

 

主に下にある材料とそのあとに塗る材料を密着させる

接着材のような役割になっています♪


クラック3


プライマー塗装をしたら

クラックにコーキング材を入れていきます。

 

クラックの範囲が小さい場合、

状況に応じて、プライマー塗装の段階で

今回のものより硬いパテ状の「エポキシ樹脂」ボンドを充填して

クラックを埋めることもあります。

*範囲が小さい場合のクラック補修はこちら* 

 

 

 

では、次に爆裂の補修についてです♪

*爆裂についてはこちらから*

 

爆裂1


まず、爆裂で浮いてしまっている部分を削ります。


爆裂2


すると、でできた鉄筋部分がサビてしまっているので

すでにサビている部分を研磨していきます。

 

研磨して古いサビが落ち、

綺麗になったところで、サビ止め材を塗ります!!

 

下地によく登場する

縁の下の力持ち サビ止め材です(-`ω-)!!


爆裂3


そしてサビ止め材を塗り終わったら

カチオン系セメントで下地を固めていきます。

 

カチオン系セメントは下地の補修材としても使用しますが、

補修の仕上げ材としても活用できる優れもので

下地にしっかりと密着するので、補修部分の強化にも繋がるんです( `д・´)

 

ただ、カチオンセメントで調整すると

どうしても下地と補修部分に段差ができてしまうので、

段差をならすために補修箇所の周囲を水で柔らかくして

刷毛引き仕上げをします!

 

一言に補修工事と言っても

状態や大きさ、補修する箇所によって

補修の方法は様々あります!

日々勉強です( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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