心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

2024年02月

みなさま、こんにちは

2月29日、本日のお花はパンジーです

花言葉に「もの思い」という言葉があります。
今年はうるう年ですね!
昔、子供番組で4年に1度しか歳をとらない魔女の話をみて、
2月29日生まれの人は魔法で4倍長生きするんだ

と信じていましたが、実際は前後に仮誕生日が置かれるんですね


では、今回は外壁の塗装工事についてご紹介いたします。


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まずは窓やドアなど汚してはいけない部分に

ビニールで養生していきます。


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養生ができたら

建物全体に透明のカチオンシーラーをまんべんなく吹き付けます。

 

この工程で、土台を固めて

下地材の密着性を高めます!


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そのあと全体を塗る前に

先に補修箇所にアクリルタイルを吹き付けて

平らに整えた補修箇所を既存の模様に合わせます♪


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この細かくボコボコした模様は

塗材を玉のように飛ばして作る模様なので「玉吹き」といいます(´・ω・)

 

アクリルタイル自体は塗膜と違い、
固まるととても硬くて丈夫な素材なんですが、

紫外線に弱いという弱点があり、手間もかかるので

補修箇所以外は塗料で仕上げる工法が多いです。

 

ここでポイントです!

心塗装では

補修箇所を吹き付けたあと

家全体にもアクリルタイルを吹き付けていきます。

 

確かに手間はかかりますが、

このように2段階で吹き付けすることで

補修箇所を目立たなくするだけでなく

仕上げ材の厚い塗膜がつきやすい下地になるんです!

 

そして、上から紫外線に強い塗膜でアクリルタイルを覆うことで

紫外線にも強く丈夫な外壁をつくっています!

 

このひと手間が外壁の強度を上げるんですね(`・ω・)

 

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下地の調整がおわったら

中塗り材として微弾性のある下地調整材を塗布します。

 

この塗料は、旧塗膜表面の細かいひび割れ等をカバーでき

仕上がりを綺麗にするだけでなく、

防水性、密着性も高く、外壁の耐久性を高めます。

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こちらも厚みをつけるため2回塗りを行っています!

 

中塗りができたら、いよいよ仕上げ塗装です。

次回ご紹介します(*^-^*)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

*沖縄の塗装・リフォームはお任せください!

施工についてのご相談につきましては、

メールフォーム、LINEまたはお電話でお気軽にお問い合わせください。

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担当者にてご要望等をお伺いし、今後のスケジュールをお決めいたします。

みなさま、こんにちは

2月28日、本日のお花はロウバイです

花言葉に「温かみ」という言葉があります。
漢字は違いますが、今年は2月から本州でもとても暖かい日がありました。
四季の変化が好きなので、植物や動物が順応できるレベルの非日常だといいなと思いました



では、今回はまず、コーキング材打替え工事についてご紹介いたします。

 

コーキング材は弾性があり防水性も高いので、

建物目地や、サッシと建物のつなぎ目など

外壁の膨張や地震などの衝撃を受けやすい部分に注入することで

防水しながら建物にかかる衝撃を吸収してくれる役割を担っていますω)

 

主に

窓やドアなどのサッシや換気口などのアルミまわりや

建物の目地などにコーキング材を打ちます

 

ただ、コーキング材は紫外線が苦手です…

経年劣化で縮んで隙間が空いてしまったり

弾力が無くなってクラックの原因となってしまいます…

 

コーキング材の寿命は

5年~10年とされているのですが、

施工の仕方や材料の厚みによって劣化具合が大きく変わります。

 

さらに、紫外線が強い沖縄では、コーキング材の種類によって

2年ほどで劣化してしまうこともあるので、

こちらもあわせて

定期的に専門家などに見てもらうとよいかと思います!

 

では、作業に移ります♪


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まずは劣化したコーキング材を剥がします。


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剥がした部分を綺麗にした後に

下地とコーキング材の密着性を高めるためプライマー塗装をします!
*プライマー塗装はこちらから*

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そして、コーキング材を充填し


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最後に表面を平らに整えたら完成です♪

 

柔らかいのに頼もしいコーキング材!

よかったら今日

お家やマンションで注目してみてください!

 

次に、鉄部塗装についてご紹介します。


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まずは表面のサビで腐食してしまっている部分を専用の機械で削り落とします。

削りカスをしっかり掃除した後、


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まず、鉄部には変性エポキシ樹脂系のサビ止め塗料を塗布していきます。

こちらは密着性が高いサビ止め材で、

平らな下地をつくることができるので

仕上げ材のツヤを最大限活かすことができるんです!!

 

見えないところで

錆止め材がいつもいい仕事をしてくれています( *´艸`)

 

そして、仕上げに、鉄部への耐候性・美観維持性に優れた

弱溶剤シリコン樹脂を塗布します。

塗膜に厚みを付けるため、2度塗りします!

 

外壁との段差ができていたり

隙間が出来てしまっていたり

ひび割れ、断裂などが見られた場合は

そこから建物内部に浸水し、腐食等の原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうことをオススメします(;´ω)

 

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

2月27日、本日のお花はミルトリアです

花言葉に「家庭的な愛」という言葉があります。

家族と遠く離れて約半年になりましたが、母が毎日電話をくれます。
ただ「またね」の一言ですが、それがとっても沁みて、生きていく糧になっています


では、今回は爆裂の補修工事についてご紹介いたします。

*爆裂についてはこちらから*


まずは、爆裂で浮いてしまっている部分を削ります。

すると、でできた鉄筋部分がサビてしまっているので

すでにサビている部分を研磨していきます。

 

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研磨して古いサビが落ち綺麗になったところで

サビ止め材を塗ります。

 

下地によく登場する

縁の下の力持ち サビ止め材です(-`ω-)!!


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そしてサビ止め材を塗り終わったら

カチオン系セメントで下地を固めていきます。

 

このカチオン系セメント

前回ご紹介したクラック補修などでは仕上げ材として使用しておりましたが、

下地にしっかりと密着するため

補修部分の強化にも繋がるんです( *´艸`)

*前回記事はこちらから*

 

表面が乾いたら、爆裂の激しい部分には、

補修箇所を支えるためのコンクリートビスを打ち込みます。

この工程を行うことで、モルタル層の剥がれ落ちが軽減されます!!

完成すると見えなくなる部分ですが、大切な工程です( ・`д・´)

 

そして、コンクリートビスを打ち込んだ後、形を整え、
全体に仕上げセメントを塗り

周りと同じように形成していきます。

 

ここでも前回同様に

既存の壁と補修部分の段差をならすため

周囲を水で柔らかくして刷毛引き仕上げをします♪

 

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また、庇の天端(軒天)も
全体にカチオンセメントを塗り、
表面を平滑にし、下地も強固にします。


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このとき、躯体とのジョイント(つなぎ目)部分に
コーキング処理をし、
躯体への浸水を防ぎます。

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次回、このコーキング補修についてご紹介しますね( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

2月26日、本日のお花はミズバショウです

花言葉に「決心」という言葉があります。

私が小学校に上がる前、祖母に一度だけ
「生涯で一番長く関わるのは兄弟だから仲良くするんだよ」と言われたことがあり、
そこからたくさん喧嘩はしていますが、妹を大事にしようと決心して今日まできました。
今は祖母もその言葉を忘れていますが、これからも仲良くしていきたいと思っています


では、本日から個人宅の塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。


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早速作業を始めていきます。

まず初めに足場を組みます。

 

高所など手の届かない箇所での作業のために

足場専門の業者さんがしっかり組んでくださいます(-`ω-)

 

このとき周辺に物が飛び出したり、塗料などが飛散しないよう、

外側をメッシュシートで覆います!


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そして、足場を組み終わったら

建物全体を高圧洗浄していきます!


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高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 

こうして建物全体をきれいにした後、補修作業を行っていきます!

 

クラックや爆裂のように、

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

*クラックについてはこちらから*

*爆裂についてはこちらから*

*エフロレッセンスについてはこちらから*

 

まずはクラックの補修からご紹介します。


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はじめに、クラックに専用器具をあて

Uの字にカットしていきます!

 

このようにクラックをわざと広げることで

これから入れる補修材がより多く入るようになります(-`ω-)


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Uの字に広げたら、中をしっかり掃除して

プライマー塗装を行います。

 

プライマーは

「最初の」という意味のprimaryからきていて

「最初に塗る塗料」=下地材のことを指します♪

 

主に下にある材料とそのあとに塗る材料を密着させる

接着材のような役割になっています!


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プライマー塗装をしたら

クラックに補修材を入れていきます。

 

今回は広範囲のクラックのため

弾性のあるコーキング材を充填します。

 

範囲が小さい場合は

プライマー塗装の段階で

今回のものより硬いパテ状の「エポキシ樹脂」ボンドを充填して

クラックを埋めることもあるのですが、

硬い素材で広い範囲を埋めてしまうと

建物の動きや衝撃で新たにクラックを起こしやすくなってしまうので、

今回は弾性があって柔軟なコーキング材を使用しています( ´)

(*範囲が小さい場合のクラック補修はこちら*)

 

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そして、コーキング材が乾いたら

カチオン系セメントで表面を整えて補修箇所も目立たなくします。


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下地の補修材としても活用できる材料なので

下地にしっかりと密着して、補修部分の強化にも繋がるんです!

 

カチオンセメントで調整すると

どうしても下地と補修部分に段差ができてしまうので、

段差をならすために補修箇所の周囲を水で柔らかくして

刷毛引き仕上げをします!

 

同じように、旧塗膜が剥がれかけている部分も、

旧塗膜を剥がしたあと、

カチオン系セメントで表面が平滑になるように整え、

刷毛引き仕上げをします。

 

次回も別の補修工事についてご紹介したいと思います ( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

2月22日、本日のお花はムクゲです

花言葉に「信念」という言葉があります。
北海道から沖縄まで生息できる強い花で、ハイビスカスと同じ科のお花です。
ハイビスカスほど艶やかな色ではないですが、
どんな環境でも生きてしとやかに大きなお花を咲かせる力強さは
女性として見習いたいです



では、今回も防水工事についてご紹介いたします。

*前回記事はこちらから*

今回、RCにもかかわらず、屋上に誘発(収縮)目地を入れている
といった異例のケースなので、初めてで前例もなく、手探りでの施工でした。
*今回のケースの説明についてはこちらから*

 

本来、K様はRC(コンクリート)住宅なので、
密着工法かX-2工法か選んでもらったうえで施工にあたります。

K様についても、事前にX-2工法を選んでいただいていました。

ただ、いざ施工しようとした際、

誘発目地部分に蓄積された水分を含んでしまった下地の状態をみて、

施工完了後に防水材が膨らんでくる懸念が想定されたため、

急遽X-1工法で施工することにしました。

 

少し長くなりましたが、作業の説明をします!


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前回仕上げた下地のうえに

防水層を形成していくため

中塗り材としてゴム材を塗っていきます。


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丈夫な防水層にするには厚みが必要になってくるので

しっかり2度塗りします!!

 

前回少しご紹介したように、

このタイミングで

立ち上がり部分に補強布を張ります。


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2回塗るゴム材のうち、

1層目を塗り終えた後で補強布を張り、

その上から2層目を塗布していきます。

 

こうすることで

厚みのつきづらい立ち上がり部分にも

しっかり厚みをつけることができるんですね( *´艸`)

 

そして、実は

ゴム材は職人さんがその日の天候を見ながら

その場で調合して施工しています!

 

防水面だけでなく、

天気を見ることも職人さんの腕なんですね ( ´)!!

 

日によって調合を変えているゴム材なので、

ここでもその日の最適な厚みは変わります。

 

決まった分量、厚みではないので

毎回違う環境で、さらに同じ厚みを均等にならすというのは、

職人さんによって仕上がりに差が出る部分なのですが、

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

防水工事の仕上がりも自信があります( -`ω-)!!

2日続けてのご紹介ですが、

大事なお話なので、あえてお伝えしました♪)


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ゴム材が乾いたら

最後に紫外線、熱からゴム材を保護する遮熱材を

仕上げ材として塗布していきます。


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仕上げ材は通常1度塗りなのですが、

心塗装では仕上げ材も2度塗りします(-`ω-)

 

2度塗りで遮熱材にも厚みをつけることで、

防水層であるゴム材に

天敵である紫外線や熱が行きにくくなり

より長く防水機能を保つことができるんです♪

 

小さな工夫かもしれませんが

時間が経ったときに形として現れてきます!

室内での体感温度が変わるケースもあるんです( *´艸`)

 

そして完成がこちらです☆彡
施工前写真と比較してご覧ください。

 

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屋上は普段目にする機会が少ないので経年劣化を感じにくく

塗り替えを後回しにしてしまいがちですが、

しっかり防水遮熱塗装をすることで

室内温度が快適に変化するケースが多くあります(*^^*)

 

防水塗装の耐用年数は10年前後とされていますが、

紫外線や雨風の強い沖縄では屋根へのダメージがとても深刻です!

 

みなさんの大切な建物の塗り替え時期は?

現状はどのような状態なのか?など、

気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください♪

 

今回はここまでです。

ついに工事が完成いたしました( *´艸`)

 

次回から新しい工事についてご紹介いたしますので、

ぜひご覧ください!

 

 

 

 

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担当者にてご要望等をお伺いし、今後のスケジュールをお決めいたします。

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