心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

タグ:会社ビルM塗り替え工事


 

みなさま、こんにちは

8月11日、本日のお花はオトメユリです

花言葉に「好奇心の芽生え」という言葉があります。

今まさにブログを書きながら、好奇心が芽生えて
塗装について学べています♪
 皆さんにとっても何か芽生えるものになったら幸せです


では、本日から会社ビルの塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。



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早速作業を始めていきます。

まず初めに足場を組みます。


高所など手の届かない箇所での作業のために

足場専門の業者さんがしっかり組んでくださいます(-`ω-)

 
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このとき周辺に物が飛び出したり、塗料などが飛散しないよう、

外側をメッシュシートで覆います!

 
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足場を組み終わったら

建物全体を高圧洗浄していきます。

 
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高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 

こうして建物全体をきれいにした後

補修作業を行っていきます。

以前ご紹介した「クラック」や「爆裂」については

下をご参考下さい。

 

*クラックについてはこちら*

*爆裂についてはこちら*

 

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

8月13日、本日のお花はアカンサスです

花言葉に「気品あるふるまい」という言葉があります。

気品は日頃の行いの積み重ねであふれ出てくるものだと思うので、
日頃から少しずつ気を付けていきたいなと思います
 

では、今回は爆裂の補修工事についてご紹介いたします。

*爆裂についてはこちら*

 
爆裂1

まずは、大きく爆裂をおこしている箇所を

バールやハンマーなどで取り除きます。

(このような作業を「はつり」といいます♪)

 

大きいはつり殻が出るので、

その殻が落ちて人にケガをさせてしまったり

周りのモノを壊してしまわないように慎重に行います(; `д・´)!!

 

すると、でできた鉄筋部分がサビてしまっているので

すでにサビている部分を研磨していきます。

 
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研磨して古いサビが落ち綺麗になったところで

サビ止め材を塗ります。

 

サビは建物の天敵ですので

見えないところでサビ止めが大切な建物を守ってくれています( *´艸`)

 
丸元建設_190803_0059

サビ止め材を塗り終わったら

今回は爆裂範囲が大きいので、補修箇所を支えるため

コンクリートビスを打ち込みます。

この工程を行うことで、モルタル層の剥がれ落ちが軽減されます!!


 

そしてコンクリートビスを打ち込んだら、

カチオン系セメントで下地を固めていきます。

 

このカチオン系セメント

下地にしっかりと密着するため

補修部分の強化にも繋がるんです!

クラック補修などでは仕上げ材としても使用しています♪

*カチオン系セメントについてはこちら*

 

完成すると見えなくなる部分ですが、大切な工程です( ・´)

 

このように下地を整えたら

軽量モルタルを数回に分けて埋めていきます。

この作業が1つのポイントで

軽量モルタルが軽い材料のため、

一度に重ねてしまうとひび割れを起こしやすくなってしまうので、

1回ずつ半乾きの状態で重ね塗りを行っていくことで

軽くてしっかりとした下地をつくることができるんです!

 

モルタルにはセメントが含まれているのですが、

セメントの性質として、

化合されている水との化学反応で

時間経過とともに熱を発して強固に固まる特徴があるので、

固まってしまう前に重ねていくところがポイントになります(-`ω-)!!

 
タイトルなし


軽量モルタルで補修できたら

最後に仕上げセメントを塗り形成していきます。

タイトルなし2

このとき既存の壁と補修部分にどうしても段差ができてしまうので

ならすために周囲を水で柔らかくして刷毛引き仕上げをします♪

 

また、爆裂範囲の大きい部分は型枠を作り形成することもあります。

 

同じ爆裂でも、大きさや状態、箇所によって

補修の方法がそれぞれ変わってくるんです(-`ω-)!!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

8月14日、本日のお花はコモンマロウです

花言葉に「柔和な心」という言葉があります。

お盆の時期なので、家族でお墓参りをしてご飯を食べました。
こういう時間が柔和な心の余裕を生むんだなと実感しています


では、今回はクラックの補修工事についてご紹介いたします。

*クラックについてはこちら*


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まずは、クラックに専用器具をあて

Uの字にカットしていきます!

 

このようにクラックをわざと広げることで

これから入れる補修材が多く入るようにしているんです!


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Uの字に広げたら、中をしっかり掃除して

硬いパテ状のエポキシ樹脂ボンドで

クラックを埋め下地を強化していきます。

 

エポキシ樹脂ボンドは固まると

表面がツルツルになるので

このまま上から塗装をすると、元の下地と質感が違ってしまい

補修箇所が目立ってしまうので、

カチオン系セメントで表面を整えて補修箇所を目立たなくしていきます。

 

爆裂補修の時に下地の補修材として登場しましたが、

補修の仕上げ材としても活用できて

下地にしっかりと密着するので、補修部分の強化にも繋がるんです!

 

今回は比較的範囲の小さいクラックでしたのでこの補修方法でしたが、

爆裂同様に大きさやできている箇所によって工法も変わってきます(; `д・´)!!

*広範囲のクラック補修についてはこちら*

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

8月16日、本日のお花はペチュニアです

花言葉に「あなたと一緒なら心が和らぐ」という素敵な言葉があります。

お話をしたり一緒にいるだけで落ち着く家族や友人
今日はそんな人にありがとうを伝えたいと思います


では、今回は下地の塗装工事についてご紹介いたします。

 
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まずは窓やドアなど汚してはいけない部分に

ビニールで養生していきます。

 
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養生が終わったら

建物全体に透明のカチオンシーラーをまんべんなく吹き付けます。

 

この工程で、土台を固めて

下地材の密着性を高めます!

 
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そのあと全体を塗る前に

先に補修箇所にアクリルタイルを吹き付けて

平らに整えた補修箇所を既存の模様に合わせます♪

 

この細かくボコボコした模様は

塗材を玉のように飛ばして作る模様なので「玉吹き」といいます♪



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また、金具部分には変性エポキシ樹脂系のサビ止め塗料を塗ります。

密着性が高いサビ止め材で、

平らな下地をつくることができるので

仕上げ材のツヤを最大限活かすことができるんです( *´艸`)


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そして下地に弾性の特殊合成樹脂を塗布します。

こちらも多機能を備えている塗料で

密着性が高く仕上がりを綺麗にするだけでなく

弾性があるため

小さなクラックなどであれば追従して広がりを防いでくれるんです♪

 

下地を塗装する前にも

沢山の工程や材料があるんですね(-`ω-)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

8月17日、本日のお花はダリアです

花言葉に「裏切り」という言葉が悲しいあります。

悲しい響きではありますが、予想を「裏切って」感動することもありますよね!
 いい意味の「裏切り」、出来るように今日も頑張ります


では、今回は前回の下地塗装に仕上げ塗りをしていきたいと思います。

*前回記事はこちら*


 

今回は特殊NADシリコン樹脂を使用します。

 

NADNon Aqueous Dispersionの略で

通常溶剤(シンナー)に溶けている樹脂の粒子が分散している状態もののことを言います。

塗料が乾燥する過程で、溶剤が蒸発して

分散されていた粒子が結合することで塗膜を形成します。

 

仕組みは少し難しいですが…(;´・ω・)

この技術のおかげで

今まで強シンナーを使用する強溶剤に溶かすことでしか使えなかった樹脂が

薄いシンナーを使う弱溶剤系の塗料として使えるようになりました。

 

強溶剤は下地の塗料を溶かしてしまうことがあったり

乾燥が早かったりと

仕上げ塗装で使用するには扱いづらい特徴があるのですが

 

NADで弱溶剤系シリコン樹脂ができたことで

下地を溶かすことなく作業性がよくなり

付着性にも優れているので

今回のように仕上げ材として使用できるようになったんです( *´艸`)

 

そして今回の塗料の特徴としては

分子の特殊なシールド層で外壁の天敵であるラジカルの発生自体を抑え

*ラジカルについてはこちら*

高密度で分子が詰まっている構造の塗膜で

非常に高い耐久性・耐候性だけでなく

耐水性や防カビ・防藻性にも優れた塗料になります(-`ω-)

 

「耐候性」というのは、

紫外線や赤外線・雨など塗膜の天敵となる要因に耐性が強いことを示します。

 

説明が少し長くなってしまいましたが、

このNADシリコン樹脂を全体に塗布していきます!

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塗膜に厚みをつけることで

外壁の塗膜を永く丈夫に保つことができるので、

今回は仕上げ材を2回重ね塗りしていきます!!


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このとき、西日が強く当たって劣化の状況が変わっている箇所など

場所によっては3回重ね塗りしているところもあります(-`ω-)!!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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