心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

タグ:公共工事G屋上防水工事


みなさま、こんにちは

1月31日、本日のお花はマンサクです

花言葉に「呪文」という言葉があります。
実は、お祓いやお経も呪文の分類に入るそうです。
呪文自体の効力はわかりませんが、
自分のやりたいことを進める力になるなら素敵だなと思います



では、本日から公共工事の防水塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。

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今回は屋上防水塗装のみの工事です!

早速作業を始めていきます。


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まず初めに屋上全体を高圧洗浄していきます。

 

高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)


こうして屋上全体をきれいにした後、下地の調整を行います。

 

今回は下地の状態がよかったですが、

クラックなどがあれば、

この段階で補修します(-`ω-)

 

クラックや爆裂のように、

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になることがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

*クラックについてはこちらから*

*爆裂についてはこちら*



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今回は補修がなかったので、

劣化した下地の凹凸を研磨し、削りカスなどをしっかり清掃して


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全体にカチオンフィラーを塗り表面を整えます。


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また、このとき

水が溜まらないようにするため、下地に勾配をつけます。

(この勾配を「水勾配」と言います♪)

 

平らに見えますが

実は建物にはこうした工夫があるんですね(-`ω-)!!

 

今回もウレタン塗膜防水工事なのですが、

普段ご紹介しているものと施工法が違うので

次回以降説明していきたいと思います!!

 

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

*沖縄の塗装・リフォームはお任せください!

施工についてのご相談につきましては、

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担当者にてご要望等をお伺いし、今後のスケジュールをお決めいたします。


 

 

みなさま、こんにちは

2月1日、本日のお花はボケです

花言葉に「魅力的な人」という言葉があります。
花言葉とは全く関係ないですが、私は個人的にお笑いが大好きです。
正解を分かっていてあえて外す「ボケ」が
沢山思いつく芸人さんを本当に尊敬しています

 

では、今回は防水工事の施工法についてご紹介いたします。

 

普段と同様ウレタン塗膜防水を行うのですが、

普段は一部にX-2工法を用いた施工なのに対して

今回はX-1工法という工法を用いての施工になります。

*過去にご紹介した防水工事についてはこちら*

 

どんな違いがあるのかというと

X-1工法は、

下地に通気緩衝シートを貼った上で、

下地の水分を逃がすための脱気筒を取り付ける工法を指します。

 

一方で、X-2工法は、

ウレタン防水の間に補強布を挟む工法です。

 

そもそもで使用する材料から違うんですね(; `д・´)!!

 

言葉だけだと分かりづらいかと思いますので、

早速、X-1工法を用いた今回の工事をご紹介していきます!!


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前回、下地調整ができたので、

全体に通気緩衝シートを貼ります。

(写真の白いシートです♪)


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まず、専用のボンドを塗布してシートを貼り付けた後、

RIMG3021(2)


圧着ローラーで密着させ固定します。


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シートとシートの間(ジョイント部分)には

専用テープを貼り、隙間をなくして浸水を防ぎます(*^^*)

 

この通気緩衝シートを張ることで、

下地に含まれている水分を吸収して、防水層の膨れを防ぐ効果と、

建物の動きによる防水層の破断を抑える効果が得られます!!

 

通気緩衝シートで水分を吸収したら、

その水分を留めておくわけにはいかないので、

外に逃がすために脱気筒を取り付けます。

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まず、ビスでしっかり固定します♪


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脱気筒を取り付けると、下地に凹凸ができてしまうので、

上からの防水層にしっかり厚みを付けられるよう補強布を挟んで、

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プライマー塗装をします。

*プライマー塗装はこちらから*


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また、ジョイント部分にはコーキング処理をし、

こちらもジョイント部分からの浸水を防ぎます(*^^*)

 

X-2工法は、

防水層の間に補強布を挟む工法と説明しました。

 

実は、

脱気筒のまわりに補強布を挟んだのはX-2工法です!

 

このあと防水層の塗装についてご紹介しますが、

そこでも立ち上がり部分に補強布を張ります。

(これは普段ご紹介する防水塗装でも行っています♪)

 

このように

X-1工法の中でもX-2工法を併用するんですね(-`ω-)

 

X-1工法は

通気緩衝シートで下地と絶縁するので、

既に雨漏りしている建物にも可能です。

 

また、鉄骨造の建物では

鉄骨の上にコンクリート面の屋上を形成するのですが、

その鉄骨とコンクリートの間に

どうしてもすき間ができてしまい、

そのすき間で結露が起こります。

 

コンクリートの性質上、その水分を外に逃がそうとするので

その呼吸が防水層にぶつかり膨らみになり、

防水層破断の原因になる恐れがあります…

 

そのため、鉄骨造の建物は、基本的に

余計な水分を外に逃がすことに適したX-1工法で施工します。

 

ただ、通気層を持つ工法であるため初期コストが高く、

施工に技術が必要なため、施工業者が限られます。

 

 

一方で、X-2工法は

同レベルの防水効果で

X-1工法に比べてコストが安い工法です。

 

鉄骨造以外の建物はこちらの工法がほとんどです(*^^*)

建物の構造によって工法が変わってくるんですね!

 

ただX-2工法も塗膜を均一に塗布するのが難しいので、

施工業者をしっかり選ぶ必要があります(; `д・´)

 

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

どちらの工法も仕上がりに自信があります( -`ω-)!!

 

点検時期は?塗り替えのタイミングは?

大切な建物について少しでも気になることがございましたら

お気軽にお問い合わせください(*^^*)

 

次回、防水層の塗装からご紹介していきたいと思います♪

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

2月3日、本日のお花はカスミソウです

花言葉に「夢見心地」という言葉があります。
みなさんは「夢見心地」と聞いてどのような場面を思い浮かべますか?
私は美味しいものを食べている瞬間が真っ先に思い浮かびました
今年中に夢見心地な体験ができたら、それだけで1年幸せですね

 

では、今回は防水層の塗装についてご紹介いたします。


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防水層を形成していくために

中塗り材としてゴム材を塗っていきます。

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丈夫な防水層にするには厚みが必要になってくるので

しっかり2度塗りします!!

 

前回少しご紹介したように、

このタイミングで

立ち上がり部分に補強布を張ります。

 

2回塗るゴム材のうち、

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1層目を塗り終えた後で補強布を張り、

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その上から2層目を塗布していきます。

 

こうすることで

厚みのつきづらい立ち上がり部分にも

しっかり厚みをつけることができるんですね( *´艸`)

 

そして、実は

ゴム材は職人さんがその日の天候を見ながら

その場で調合して施工しています!

 

防水面だけでなく、

天気を見ることも職人さんの腕なんですね ( `д・´)!!

 

日によって調合を変えているゴム材なので、

ここでもその日の最適な厚みは変わります。

 

決まった分量、厚みではないので

毎回違う環境で、さらに同じ厚みを均等にならすというのは、

職人さんによって仕上がりに差が出る部分なのですが、

 

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

防水工事の仕上がりも自信があります( -`ω-)!!

 

2日続けてのご紹介ですが、

大事なお話なので、あえてお伝えしました♪)



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ゴム材が乾いたら

最後に紫外線、熱からゴム材を保護する遮熱材を

仕上げ材として塗布していきます。

 

厚みのある遮熱層を形成する事で、

防水層であるゴム材を保護し、

より長く防水機能を保つことができるだけでなく

 

太陽の熱を反射し、

室内の温度上昇を防ぐ効果もあります( *´艸`)

 

 

そして完成がこちらです☆彡


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屋上は普段あまり目にすることがないので放置しがちですが、

塗膜の天敵である雨水を一番に受ける箇所で、

建物を丈夫に保つために

定期的なメンテナンスがとても大切になります!!

 

様々な規模・形状に対応させていただきますので、

まずはお気軽にご相談ください!

 

今回はここまでです。

ついに工事が完成いたしました( *´艸`)

 

次回から新しい工事についてご紹介いたしますので、

ぜひご覧ください!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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