心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

タグ:共同住宅K塗り替え工事


みなさま、こんにちは

7月9日、本日のお花はヘメロカリスです

花言葉に「とりとめのない空想」という言葉があります。
歳をとったり忙しくなると
ついつい目に見えるものだけで常識の世界を固めてしまいますが、
特に混沌とした今日のような日は
頭の中の自由な世界に身を任せてもいいかもしれないですね

 

では、本日から共同住宅の塗り替え工事についてご紹介します!

施工前がこちらです。

 
建物 完成前


早速作業を始めていきます。

まず初めに足場を組みます。

 
足場


高所など手の届かない箇所での作業のために

足場専門の業者さんがしっかり組んでくださいます(-`ω-)

 

このとき周辺に物が飛び出したり、塗料などが飛散しないよう、

外側をメッシュシートで覆います!

 

足場を組み終わったら

建物全体を高圧洗浄していきます。

高圧洗浄3

 
高圧洗浄2


高圧洗浄1


高圧洗浄機でカビや汚れ、劣化した古い塗膜などを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 
高圧洗浄 完成2


こうして建物全体をきれいにした後

補修作業を行っていくのですが、

今回は以前ご紹介した「クラック」の他に

「爆裂」というものがありましたので

次回お話していきます!

 

クラックなどのように、

建物にヒビ・亀裂などを見かけた際は

建物内部での腐食等原因になうことがあるので、

一度専門家に見てもらうのが安心かと思います(;´・ω・)

*クラックについてはこちら*

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

7月12日、本日のお花はニコチアナです

花言葉に「私は孤独が好き」という言葉があります。
みなさんは「孤独」好きですか?
孤独というと寂しいイメージがありますが、
私は人と触れ合う時間と一人の時間、どちらも好きです


今回は「爆裂」という現象についてご紹介いたします。


RIMG0742

 

皆さんのご自宅やマンションで

「ひび割れ」「亀裂」「一部欠けている」

そんな状態を目にしたことはありますか?

もしくは今ありますか?

 

以前ご紹介した「クラック」の他にも

RC(鉄筋コンクリート)造の建物ですと

「爆裂」という現象で建物に亀裂がはいることがあるんです…

*クラックについてはこちら*

 

こちらもクラック同様に

目立たないから…

そのうち直すから…

というように放っておくと

目に見えない建物の内部で悪さをしてしまう危険があります(;_;)

 

また亀裂内部で状態が悪化すると

内部から建物を破壊してコンクリート

重度になると中の鉄筋までむき出しになってしまうケースもでてきます…

 

そこで今回は工事の工程の前に

この「爆裂」についてご紹介しようと思います!

 

そもそも爆裂とは

コンクリートを支えている鉄筋がサビなどで膨張して

その圧力でコンクリートに亀裂がはいっていることを指すのですが、

 

鉄筋が錆びる原因としては

その鉄筋を覆い守っているコンクリート自体の劣化があげられます(;゚Д゚)

 

では、コンクリートの劣化にはどのような原因があるのでしょうか?

これについては次回お話したいと思います♪

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

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みなさま、こんにちは

7月13日、本日のお花はホタルブクロです

花言葉に「忠誠を尽くす心」という言葉があります。

忠誠心とは 、嘘のない誠実な心で向き合うことなのですが、
相手はもちろん、自分にも誠実に向き合いたいなと思います

 

では今回も「爆裂」という現象についてご紹介いたします。

 

前回、鉄筋が錆びる原因としてコンクリート自体の劣化があげられる

とお話しましたが、

*前回記事はこちら*

 

そのコンクリートの劣化原因は主に

・水害

・塩害

・コンクリートの中性化

・乾燥

・気温の変化

・地震などの自然災害

などがあげられます。

 

 

水害や塩害は

雨や潮風がクラックなどの隙間から鉄筋部分に浸食して

サビを引き起こすことで劣化していくのですが

特に雨風や潮風の多い沖縄では多くみられます…

 

そして塩害の中で沖縄特有の原因があります。

1972年から82年頃の10年くらいの間

戦後復興の影響で

建物が木造から急激に鉄筋コンクリート造に建て替えられていきました。

急激な変化でコンクリートをつくる際の砂が足りなくなり

塩分除去処理をきちんとせず海砂を使用していた期間があります。

 追加 崩壊

なので、築40~50年の建物では

表に爆裂が見えていなくても中に塩害が起きている可能性があるんです(;´・ω・)

 

 

また、乾燥や気温の変化については

コンクリート内にあった水分が乾燥で蒸発してしまったり

温度が急激に下がるとコンクリート自体が収縮してしまうのですが、

表面温度と内部温度に差があると

収縮している側に引っ張られる力が働いて

亀裂を生んでしまい、水害、塩害などに繋がります。

 

同じく気温の変化で

コンクリート内の水分が凍って膨張したり

溶けて緩んだりを繰り返すことでも亀裂は生まれます。

 

そしてコンクリートの中性化については、

コンクリートは元々アルカリ性で、鉄筋部分の酸化を防いでいるのですが、

時間が経つにつれ、空気中の二酸化炭素と反応して

コンクリート自体が中性化してしまいます。

そうすると鉄筋部分を守ることができなくなり、

サビが生まれ劣化してしまうのです。

 

地震などの自然災害で

建物自体や、地盤が歪んでしまうようなケースは

予想できない突発的なものですが、

 

中性化や気温の変化、乾燥などで生じるものは

どうしても時間とともに起きてしまうことなので、

定期的に点検や基礎の補修をしてもらうことで、

防げるケースが多いです♪

 

小さなクラックに見えても、

内部では腐食が進行していて爆裂に繋がることもあるので、

気になることがあれば、

一度専門家に見てもらうことをオススメします( `д・´)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

7月14日、本日のお花はアリウムです

花言葉に「正しい主張」という言葉があります。
空気を読んでしまったり、
自分で正しいと思っていても言えない場面はありますが、
人によって「正しい」の基準が違うこともあるので、
お話合いで共通の「正しい」がつくれたらいいなと思います


 

では、今回は爆裂の補修工事についてご紹介いたします。

 

それでは、前回までご紹介した爆裂を

補修していきたいと思います!

*爆裂についてはこちらから*

爆裂 浮き


 

まずは、爆裂で浮いてしまっている部分を削ります。

 
爆裂 はつり2


すると、でできた鉄筋部分がサビてしまっているので

すでにサビている部分を研磨していきます。

 
爆裂 鉄部

研磨して古いサビが落ち綺麗になったところで

サビ止め材を塗ります。

爆裂 サビ止め

 

下地によく登場する

縁の下の力持ち サビ止め材ですね( *´艸`)

 

そしてサビ止め材を塗り終わったら

カチオン系セメントで下地を固めていきます。

爆裂 カチオン

 

このカチオン系セメント

下地にしっかりと密着するため

補修部分の強化にも繋がるんです!

クラック補修などでは仕上げ材としても使用しています♪

*カチオン系セメントについてはこちら*

 

最後に仕上げセメントを塗り

周りと同じように形成していきます。

爆裂 刷毛

 

このとき既存の壁と補修部分にどうしても段差ができてしまうので

ならすために周囲を水で柔らかくして刷毛引き仕上げをします♪


余談ですが、
コンクリートの土間は

・刷毛引き仕上げ

・金ゴテ仕上げ

と主に2種類の仕上げ方法があり、

名前の通り、最後に何を使って仕上げを行うかということなのですが、

今回出てきた刷毛仕上げについて紹介します♪

 

刷毛仕上げは掃いた後のように

表面に細かい線がはいっており、雨などの日に滑りにくくなるので

共同廊下など外に面した通路などにオススメです(-`ω-)!

 

金ゴテ仕上げについては

また出てきた際にご紹介したいと思います♪

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

7月16日、本日のお花はニチニチソウです

花言葉に「生涯の友情」という言葉があります。

友人の数ではなく、
いつまでも変わらず気心の知れた間柄でいられる人が
生涯1人でも周りにいてくれたらそんな幸せなことはないなと思います


 

では、今回はクラックの補修工事についてご紹介いたします。

 

今回は比較的範囲の小さいクラックでしたので、

以前ご紹介した方法と異なる補修方法となります。

*広範囲のクラック補修についてはこちら*

 

まずは、クラックに専用器具をあて

Uの字にカットしていきます!


クラック Uカット

 

このようにクラックをわざと広げることで

これから入れる補修材が多く入るようにしているんです!

 

Uの字に広げたら、中をしっかり掃除して

硬いパテ状のエポキシ樹脂ボンドで

クラックを埋め下地を強化していきます。


クラック ボンド

 

前回は補修材としてコーキング材を使用するため

補修材の前にプライマー塗装を行いましたが、

 

今回のエポキシ樹脂ボンドは、これ自体が下地に密着するため

別途プライマー塗装を行っていないんです(-`ω-)

 

そしてエポキシ樹脂ボンドが固まったら

最後にカチオン系セメントで表面を整えて補修箇所も目立たなくします。

クラック カチオン


前回の爆裂補修の時に下地の補修材として登場しましたが、

補修の仕上げ材としても活用できて

下地にしっかりと密着するので、補修部分の強化にも繋がるんです!

 

 

同じクラックでも

大きさや現象の生じている箇所によって

施工方法が異なってくるんですね(; `д・´)!!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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