心塗装の作業日記

沖縄の総合リフォーム会社「心塗装」です! 建物の仕上げ工事、防水工事をメインとした リフォーム全般を行っています。 そんな作業の工程を気ままに更新しています。 大切な建物を永く保つための ヒントが少しでも届いたら嬉しいです(。-`ω-)!!

タグ:A様邸瓦屋根部分撤去防水工事


 

みなさま、こんにちは

12月3日、本日のお花はバラ(ベージュ)です

花言葉に「成熟した愛」という言葉があります。

バラは色や花束の本数によって意味が変わるそうです。
品種も様々なので、もし誰かに送る際は
調べて渡すとさらに素敵なプレゼントになるかもしれません

 

では、本日から個人邸の防水工事についてご紹介します!

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施工前がこちらです。

 

今回は屋上屋根部分のみの工事です! 

まず初めに瓦屋根の撤去から行います。


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見た目に美しいこちらは

沖縄赤瓦(琉球赤瓦)といいます(*^^*)

 

沖縄の古民家などによく見られ、そのイメージが強いと思いますが、

現代でも公共物や個人宅で取り入れられたりしています!!

 

鉄分の多い「クチャ」という原料となる土が

焼き上げの工程で酸化して特徴的な美しい朱色をつくっているのですが、

沖縄で使われている理由はその美観だけではありません!

 

直射日光を反射し、断熱性も兼ね備えているので、

沖縄の強い日差しに適した素材と言えます(-`ω-)!!

 

また、暴風雨に備え漆喰を使用しており、耐久性もあります。

漆喰を使用するのも大きな特徴ですね♪

 

そして、他の瓦と違い低温で素焼きをすることで、

通気性や吸水性が高まり、屋根の通気性を上げる特徴もあるのですが、

 

今回ここが問題で、

赤瓦の吸水性を利用してコケが生えてきてしまい

メンテナンスが難しいというお話でした(:_;)



漆喰とあわせて瓦自体が呼吸をしているので、

上から塗料などで覆ってしまうと

通気性がなくなり中からカビてしまうため、

赤瓦を全て撤去して塗膜防水工事を行うことになりました!

 

ということで、次回赤瓦の撤去工事をご紹介しようと思います!

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

12月4日、本日のお花はアベリアです

花言葉に「謙虚」という言葉があります。
今年も残すところあと1ヶ月を切りました。
年末でお忙しい時期の方が多いと思いますが、
忙しい時ほど奢らず謙虚にいられたらいいなと思います




では、今回は屋根の赤瓦撤去工事についてご紹介いたします。



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まず初めに足場を組みます。

 

高所など手の届かない箇所での作業のため

足場専門の業者さんがしっかり組んでくださいます(-`ω-)

 

このとき周辺に物が飛び出したり、塗料などが飛散しないよう、

外側をメッシュシートで覆います!

 

(余談ですが、工事垂れ幕が新しくなりました( *´艸`)

見かけた際は少しだけ注目してもらえると嬉しいです♪)



足場ができたら、いよいよ撤去作業にはいります。


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瓦をハンマーなどではつり、剥がしていきます。


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剥がし終わったあと、何やらブルーシートが!


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瓦の回収車と屋根をブルーシートでつなぎ

周りを汚さず、屋根から直接回収車にガラを落とします!

理科の実験などでみた

ろ過装置と同じ仕組みですね(-`ω-)



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撤去作業が完了した後、

細かいガラなども綺麗に掃除したら

屋上全体を高圧洗浄していきます。


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高圧洗浄機でカビや汚れなどを落とすことで、

塗装の仕上がりが綺麗になるだけでなく、

密着性を上げる効果もあります(-`ω-)

 

こうして屋上全体をきれいにした後、下地の調整を行っていきます!

次回ご紹介したいと思います( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

12月6日、本日のお花はゴクラクチョウカです

花言葉に「恋の伊達者」という言葉があります。
オシャレで魅力的な男性を「伊達者」と言いますが、
伊達政宗が、豊臣秀吉のために自身の軍隊を派手に仕立てたところからきているそうです。
見かけも中身も素晴らしいことを「伊達じゃない」というのも同じ由来なので
「伊達じゃない伊達者」が一番素敵だなと思いましたが、それでは伊達政宗になってしまいますね



では、今回は下地調整工事についてご紹介いたします。


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まず、下地の状態が悪い箇所を全体的に研磨し

カチオンフィラー平らに整えていきます。


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また、このとき

水が溜まらないようにするため、下地に勾配をつけます。

(この勾配を「水勾配」と言います♪)

 

平らに見えますが

実は建物にはこうした工夫があるんですね(-`ω-)!!


カチオンフィラーが乾いたら

細かい下地の凹凸を研磨していきます。

 

削りカスなどをしっかり清掃して

下地の調整は完成です( *´艸`)


次に打継目地部分ですが、


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まず、劣化したコーキングを専用機器ではつり、

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先ほど同様にカチオンフィラーで整えます。


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このとき、通気口などの立ち上がり部分もあわせて

カチオンフィラーで整えていきます♪


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調整が終わったら、専用のプライマーを塗り、

コーキング材を充填します。

 

コーキング材は弾性があり防水性も高いので、

建物目地や、サッシと建物のつなぎ目など

外壁の膨張や地震などの衝撃を受けやすい部分に注入することで

防水しながら建物にかかる衝撃を吸収してくれる役割を担っています(´・ω・)


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最後にヘラでならし凹凸をなくして打継目地部分の調整も完成です!


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下地調整ができたら、いよいよ防水塗装工事に移ります( *´艸`)

 

今回はここまでです。

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

 

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みなさま、こんにちは

12月7日、本日のお花はカランコエです

花言葉に「幸せを告げる」という言葉があります。

信じる者は報われるといいますが、
逆境でも強く前を向いている人のところに
大きな幸せが来ているような気がします


では、今回は防水工事についてご紹介いたします。

 

前回下地の形成ができたので

*前回記事はこちらから*


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今回はまず、全体にプライマーを塗り

下地と中塗り材の密着性を高めます!

*プライマー塗装はこちらから*

 

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次に防水層を形成していくために

中塗り材としてゴム材を塗っていきます。


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丈夫な防水層にするには厚みが必要になってくるので

しっかり2度塗りしていくのですが、

ここにもポイントがあります!!

 

まず、1回目は薄く塗り1日おいて固めます。

 

もし、ここで厚塗りをしてしまった場合、

表面はすぐに乾くのですが、中が乾いていない状態になります。

(特に沖縄は日差しが強いので、表面が乾くのは本当に早いです(゚Д゚;)!!

 

コンクリートは空気や水を吸収したり吐き出したり

表面で呼吸をしているのですが、

ゴム材で表面を塞がれることで、空気を吐き出そうとします。

 

すると、内側のゴム材は乾いていない状態なので、

気泡があがってきて、乾いた硬い表面にぶつかり、

表面がポコっと膨らんでしまうんです…(;´・ω・)

 

この気泡を塞ぐために、

はじめに薄く塗ってコンクリートの呼吸を止めてしまうんですね!!

 

こうして、気泡の原因を抑えたら

2回目でしっかり厚みをつけていきます。

 

また、ゴム材は職人さんがその日の天候を見ながら

その場で調合して施工しています!

 

防水面だけでなく、

天気を見ることも職人さんの腕なんですね ( `д・´)!!

 

厚みを調整すると説明しましたが、

日によって調合を変えているゴム材なので、

ここでもその日の最適な厚みは変わります。

 

決まった分量、厚みではないので

毎回違う環境で、さらに同じ厚みを均等にならすというのは、

職人さんによって仕上がりに差が出る部分なのですが、

 

心塗装では、

国家資格である「一級防水技能士」を持った職人が施工をしているので、

防水工事の仕上がりも自信があります( -`ω-)!!


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そして、ゴム材が乾いたら

最後に紫外線、熱からゴム材を保護する遮熱材を

仕上げ材として塗布していきます。


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仕上げ材は通常1度塗りなのですが、

心塗装では仕上げ材も2度塗りします(-`ω-)

 

2度塗りで遮熱材にも厚みをつけることで、

防水層であるゴム材に

天敵である紫外線や熱が行きにくくなり

より長く防水機能を保つことができるんです♪

 

小さな工夫かもしれませんが

室内温度が大幅に変わることもあります ( *´艸`)

 

そして完成がこちらです☆彡


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瓦屋根を綺麗に撤去し

水勾配のついた防水塗装に仕上がりました!!

 

建物は、立地条件や周辺環境などで

お隣同士の建物でも
経年とともに違った問題が生じることがあります。

 

建物に関して少しでも気になることがありましたら

ぜひ一度専門家にご相談することをオススメします♪

 

今回はここまでです。

ついに工事が完成いたしました( *´艸`)

 

次回から新しい工事についてご紹介いたしますので、

ぜひご覧ください!

 

 

 

 

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